設計士ブログ

こんにちは。

今日はまた家づくりのヒントになるような話題を考えてみました。

人気の三大収納についてです。
 

お施主様にも「必要な場所に十分な収納がある家は本当に暮らしやすい」と喜んでいただいている部分ですので、ぜひ参考になさってください。

家づくりに収納が重要な理由

収納が充実していると生活動線がスムーズになり、利便性も上がって、ストレスフリーになります。収納の場所と大きさと仕様が快適な暮らしに直結しているとも言えるのではないでしょうか。

整理整頓がうまくいくと生活空間がすっきりするので、いつ来客があっても大丈夫というのも助かりますよね。
 

家が完成してから「ここに収納を作ればよかった」と思わなくて良いように、私たちは打ち合わせでしっかりと暮らしのイメージをお聞きします。

この収納スペースが人気

最近の家づくりでよく取り入れられるのは、この3大収納です。

●シューズクローク

いわゆる大きな靴箱です。箱というよりはウォークインクローゼットと言ったほうがイメージが近いと思います。
 

玄関は、意外に靴だけでなく外遊びのおもちゃや園芸用品、スポーツグッズ、ぬれた上着など、置きたいものがたくさんありますよね。トレッキングシューズやロングブーツだと小さな靴箱にうまく入らないこともあると思います。ものが見えるとどうしても雑多に見えてしまうので、なるべく見えないように、そして使いやすいように考えてスペースを取る必要があります。
 

シューズクロークのデザインは、戸の有無、棚の数、来客から見えるか見えないかなど、さまざまな形があります。自転車まで置けるような広い土間スタイルにすることもあります。とにかく家族が持ち出しやすくしまいやすい、そして片付いて見えるのが最大の魅力です。

●ファミリークローゼット

ファミリークローゼットは、家族の衣類、帽子やベルトなどの小物を一挙に収納できる大きなクローゼットです。乾いた洗濯物をそのままさっとかけられるので、毎日の家事ラクにも大いに役立ちます。
 

ハンガーラックはもちろん、大きな引き出しや棚なども設計してしっかりと機能を持たせる形が前提で、クリスマスツリーや扇風機など季節のちょっとしたものも置けます。

ファミリークローゼットの設置場所は、脱衣所の近く、廊下、そして寝室の場合が多いです。1階と2階の両方にあると更に便利だと思います。

家族の人数や動線をしっかりイメージしてご提案いたします。

●パントリー

パントリーは、キッチンに立つことが多い奥様がよく要望されます。
 

調味料や缶詰などの食品ストックや、たまにしか使わないキッチン用品、子どものおやつなどを収納する場所で、基本的にキッチンのすぐ近くに設置します。在庫が集約されると買い物前のチェックもラクですよね。

特にパントリーをおすすめしたい方は、こんな方です。

✓まとめ買いをして備蓄するスタイルを取っている
✓買い忘れや二重買いをしてしまう（在庫チェックがうまくいかない）
✓ストックがないと不安
✓キッチンに生活感を出したくない
✓野菜やお米などをもらうことが多い

 

食品のパッケージは、カラフルだったり座りの悪い袋状だったりするので、見える場所にあるとLDKがごちゃついた印象になります。
 

システムキッチンや背面収納の引き出しにしまう方法もありますが、オープンシェルフのパントリーのほうが断然アプローチしやすいため、使いやすさに軍配が上がります。

家族のスタイルに合わせた収納計画を

収納は、家族構成や趣味などによって求められる形が違ってきます。
どんなご家庭にどんな収納ポイントがあるか挙げてみますね。

【小さなお子さんがいる家庭】
たたみにくい小さな衣類、おもちゃ、ベビーカーなど、成熟した家族より小物が多いため、玄関にも室内にもフレキシブルな収納をおすすめします。小さなボックスや引き出しなどと合わせて使っていただくとより片付きやすいです。

【家族全員が社会人】
家族が同じ時刻に急いで出かけることが多い、制服がある仕事をしている、大きなサイズの衣類でたくさんの洗濯物が出る…といった世帯なら、家族がぶつからない場所にそれなりの量を想定して収納を計画する必要があります。

【アウトドアな趣味がある家庭】
キャンプ道具やマリンスポーツ、登山グッズなど、外で使うものが多いご家庭には玄関まわりの収納を充実させる必要があります。ガレージから直接アクセスしやすい場所に収納を作るアイデアもあります。

【買い物に行く回数が少ない家庭】
一度の買い物で大量に食料品や紙類、洗剤などを買うご家庭は、パントリーのほかに収蔵庫も必要かもしれません。何をどのくらいストックするかによって、収納場所を考える必要があります。

【シニア世代の家庭】
高すぎない、低すぎないなど、物理的にアクセスしやすい収納を考える必要があります。

まとめ

今回挙げた三大収納だけでなく、昔ながらの押し入れも根強く人気があります。

エイト建築設計事務所ではいろいろな家づくりをしておりますので、ぜひ収納を重視した家づくりをしてください。

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お家づくりのご相談はエイト建築設計事務所まで

エイト建築設計事務所は、和歌山県の紀南地域、日高郡みなべ町で家づくりをしている会社です。“お施主様と建築士が直接話し合う”ことを大切にしながら理想を追求しています。
 

地域に密着した地元企業だからこそ、土地にふさわしい耐震を考えたり、住宅ローンのアドバイスも行えます。
 

新築はもちろん、リフォーム、リノベーションにも対応していますので、「暑くない」「寒くない」高性能な家づくりに興味がある方はぜひご相談ください。

お子様連れの打ち合わせも大歓迎。楽しくおしゃべりしながら、家づくりをしましょう。

快適に過ごせる最高の設計をご提案いたします！

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