高性能な家づくりを実現するための
地震に強い耐震設計
大地震にも負けない耐震等級3
いつくるのか分からないのが地震。
南海トラフの地震が発生する確率は「50年以内に90%程度かそれ以上、30年以内に70~80%」と言われています。これを無事に乗り切るには耐震等級3が必須であるという考え方を持っている専門家は多数います。
耐震等級3を標準にしている理由
エイト建築設計事務所では全棟許容応力度計算
による耐震等級3を標準としています。
エイト建築設計事務所では
全棟許容応力度計算による
耐震等級3を標準としています。
その理由は、巨大地震と言われる南海トラフの地震が発生する確率が高いためです。
耐震等級の指標において3は、最もランクが高く、地震に強い建物と言えます。震度6強~7の地震でも耐えることができますので、軽い修繕や補修のみで住み続けられると考えられています。
災害時などで重要な復興拠点となる消防署や警察署などは、この耐震等級3を備えていることが多いとされています。
エイト建築設計事務所では、このようは巨大地震に備えて全棟耐震等級3を標準としています。
耐震等級1+地震保険より
耐震等級3の方が
費用が抑えられる!
耐震等級3にすることで、「予算が高くなってしまうのでは?地震保険に入っていればいいのでは?」という意見もあるかと思います。ただ被災地ではすぐに建て替えは不可能に近かったりします。
そして驚きの事実として、耐震等級3にグレードアップする額と地震保険を30年分支払う額は同程度なのです。
建物の所在地 | 2000万円の保険料(30年) ※耐火性能無し(H構造)・ 耐震等級無 |
2000万円の保険料(30年) ※耐火性能無し(H構造)・ 耐震等級3 |
2000万円の保険料(30年) ※省令準耐火(T構造)・ 耐震等級3 |
耐震等級1→3の差額 |
---|---|---|---|---|
和歌山 | 1,446,480円 | 1,191,480円 | 558,240円 | 255,000円 |
※家財の補償は反映されいません
※上記金額は、あくまで概算金額ですので詳細な金額は見積りが必要です。
耐震等級1から3にする工事費用は25万円程度です。(許容応力度計算費用・認定費用は含まない)
そのため耐震性能は等級3にして地震保険に入らなくてもいいという
アドバイスをさせてもらう事もあります。
例え保険に入ったとしても等級3にしておくことで割引が適用されます。
許容応力度計算を行う理由
性能表示計算による耐震等級3よりもワンランク強度が上がるため。
壁倍率を最大7倍まで使うことが出来るので、
5倍までしか使えない性能表示よりプランの自由度が上がるため。性能表示計算だと「壁量1.5倍確保しました!」といった
余裕率を見た設計を行っても、全体的には過剰に高倍率の金物や
耐力壁を使う一方で、局所的には構造上の弱点が消えない状況が残ってしまう。
エイト建築設計事務所では
耐力面材(タイガーEXハイパー)を使用しています。
エイト建築設計事務所では
耐力面材(タイガーEXハイパー)を
使用しています。
優れた耐火性能、耐震性に優れた外壁下地用耐力面材です。